日本航空と全日空が7月1日から、羽田空港の国内線のチェックインカウンターや保安検査場を全面的に再開させる。新型コロナウイルス感染拡大の影響で一部を閉じていたが、緊急事態宣言の解除で6月になってビジネス客らの利用が増えていることが理由だ。
日本航空は4月17日から、国内線向けの第1ターミナルの四つの保安検査場のうち二つを閉鎖し、チェックインカウンターも縮小していた。日航によると、今月19日から都道府県をまたぐ移動自粛が緩和され、利用者がさらに増えると見込まれるため再開を決めたという。感染拡大を防ぐため隣り合う座席の販売をやめていたが、7月からは元に戻す。
全日空も、第2ターミナルの国内線で閉鎖していた二つの保安検査場やチェックインカウンターを7月1日から再開する。ただ、3月末に新設した第2ターミナルの国際線の保安検査場は閉鎖を続けるという。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル